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災害医療 Disaster Medicine

災害時に備えて

基幹災害拠点病院として、災害に備え院内の災害訓練を救急科が中心となって行っています。自然災害や交通事故、NBCテロなどの災害時の多数傷病者の受入れ訓練をしています。

またDMAT保有病院であり、日本各地の災害に出動して医療支援を行っています。実際に新潟中越地震や東日本大震災、熊本地震でも出動しました。

政府の防災訓練や県防災訓練、小松空港・能登空港の防災訓練、DMAT実働訓練などにも参加しています。

 二次被ばく医療機関として、緊急被ばく医療も行っています。石川県は志賀原子力発電所があり、発電所や発電所以外の放射能事故時の、被ばく患者の受入治療を行います。救急科が中心となって訓練を行っています。

DMATとは?

​DMAT:Disaster Medical Assistant Team

『災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チーム』と定義されています。

災害時の活動を専門的に訓練した医師、看護師、業務調整員から構成されています。

令和6年能登半島地震における当院の活動

​令和6年1月1日午後4時10分 県内で最大震度7を観測したマグニチュード7.6の地震が発生しました。

この地震により能登半島を中心に石川県では甚大な被害が発生し、多数の県民の方が犠牲となりました。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災されたすべての方へお見舞い申し上げます。

当院は石川県の基幹災害拠点病院として、発災直後より災害対応を行いました。

1月1日に当院のDMATチームが公立能登総合病院を経由し公立宇出津総合病院へ到着し支援活動を行いました。

また​石川県庁内に設置された県保健医療福祉調整本部には明星センター長を始め、多くのDMAT隊員が連日にわたり、応援に入った支援チームと協働して調整本部活動を行ました。

石川県立中央病院内には石川中央・北DMAT活動拠点本部が設置され、全国から多数のDMATチームが参集しました。

被災された方を金沢市へ移送する際に、健康状態をチェックするMCCというスポットを病院内に設置し、DMATを中心に運営を行いました。

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